廃却治具

注文が途絶えて久しい部品について取引先に連絡確認したところ既に製作対象外となっていた

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保用部品扱いとなっていたのは発注数や発注タイミングで承知していたが、発注される可能性のない部品の治具や刃具をいつまでも保管するわけにもいかない。問い合わせて正解だった、と言うか遅すぎた。加工済みの部品も保管している。素材も多くはないがまだある。材料自体は無償支給部品なので、預り品扱いで場所を占有されるがどうって事はない。今回、戦力外通知を受けたのだから全て処分だ!

治具、刃具は当社所有なので自由に処分だが、加工済品、素材は預り品なので勝手な事は出来ないので先方の意向を伺う。本来なら送り返す所だが、先方だって加工済品でさえ使う予定なく、素材共全てスラップらしいので輸送コストをカットすべく当方で処理、アルミ素材の為若干処分益が出るので取引先へ相殺処理にて返金。まぁ当然の処理ですが…

加工済品は注文書がないまま当社が勝手に加工している形ではあるが、話し合いの結果発注済扱いとして処理していただいた。僅かな数量とはいえ表面処理加工も施されているので、その外注加工費も含んでいるのでそこそこのボリュームとなるのは致し方なし、売上計上。上場企業N社との取引も長いという事もあるが信頼関係を損なう様な事はお互いに一切ないのでこういった事の処理はスムースだ。

さて、残るは自社所有の治具、刃具の処置

 

二度と使う事のない治具は基本廃却。スクラップ

だが使えるものはリサイクル。そのまま捨てたりなんかしない。はい、分解。 ベースプレート、押さえ金、ボルト、ナット、バネ、アイボルト

ベースプレートは一部加工され、タップ穴も所々空いているが削り直しや場所を考慮すれば使えそうだ。
取付け穴加工済みプレートで、使い捨てと考えれば手頃な大きさで4枚もあるので役には立ちそうなのでこれは保管

押さえ金。うーん… これは16個もあるが再利用は難しい、どう考えても廃却が正しい判断

フランジナットやスタッドボルト、バネ、座金

これらは勿論再利用。 分解するとこんなに有るのかと言うほど回収出来た。
部品で買うと結構な額になるはず。捨てたりなんかするものか、これの回収が本当の所

あとは刃具

これは専用形状で再利用は事実上無理。基本廃却だが写真だけはとっておき保管、現物はスクラップ
技術の詰まった部分でも有るのでここでの掲載は不可。刃物形状フェチな私は色々な角度で撮影保管する

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