紙の本はペラペラとめくれるので良いが、一番の問題は保管である。
明治の文豪は既に著作権が切れているので、ありがたいことに有名な作家の作品はWebで読むことが出来る。
iOSやAndroidの端末で数百円の有料のビューアを買えば、広告表示もなく青空文庫で700人を超える作家の12000作以上を読むことが出来る。昔では考えられないことである。
僅か文庫本1冊の値段である。
先日来より家の本を整理して、昨日自分で電子化して資源回収に自炊の終わった裁断済みの本を出した。
紙袋で22袋。 回収業者が午前にやって来たが、あまりの多さに1袋だけ積んで、一旦退散してしまったほどである。(爆)
青空文庫で読める文庫本は、自炊しないでそのまま廃棄した。ちょっと勿体無い気もしたが、保管場所もバカにならないし、iPadでも携帯電話でも何時でも読めるのだから、もういらない。断捨離だ!
時代は変わったのだ! 学生時代の参考書や一部の教科書、ノートも有るが、電子化しても多分見ないだろう。
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思い出と言うやつだ。 まだ廃棄していないが、次の回収日にやっぱり出そう・・・・・
会社の文章などは横書きの左綴じなので問題ないが、自分でスキャナー使って電子化すると、文庫本などは右綴じのため不都合がある。
多くのビューアソフトは左綴じを前提にしており、右綴じには対応していない。
右綴じ文章を左綴じで見るとページめくりも逆になり都合が悪い。
もっと悲惨なのは見開きで2ページを表示させた時である。2ページ全面使った漫画本だと、右ページと左ページが逆になるのだからこれはもう興ざめである。 _| ̄|○
画像は「講談社の絵本いなばの白うさぎ(昭和35年12月号上)」より2ページ全面表示時の画像キャプチャ
自炊の方法を紹介しているサイトを見ると、多くが青空文庫の有料版アプリを薦めているが、無料版でもいいのがあった!
あまり紹介されていないみたいなので、ここで紹介しておこう!
これは無料でありながらほとんど日本語を読む為の機能が備わっている。
右綴じも左綴じも自在で、余白設定も出来、表紙ありなし設定も出来るので見開き時が実際と同じになり、まったく違和感がない。
さらに、Dropboxにも対応しているのでパソコン、携帯、タブレット間の文書移動もできるので、自前でサーバー持たなくとも全て無料で叶ってしまう事だ。
いい時代になったものだ。 しかし、残念なことに私に残された時間が少ないことか・・・・_| ̄|○